博士課程に向いているなと思った人の特徴を挙げてみた
主体的に物事を考えられる
一般的にどのような事をする際も主体性は大切です。特に、博士課程に行く場合、指導教員の方はずっと側にいる事は少ないので、自分で考え、自分で行動する習慣が必要となってきます。
金銭的面に不安がない、もしくは余裕がある
博士まで行くとすれば、修士課程2年間、博士課程3年間あります。授業料免除、奨学金の返還免除があるとはいえ、住居費、食費などそれなりの金額となってきます。ある程度の金銭的な余裕がないと、精神的な面で不安になります。
一人の作業が苦にならない
大学に入ると、同年代の人がたくさんいます。修士課程の段階でも比較的まわりに人はいます。博士に入ると極端に人が減ります。また、実験などを行う場合、一人になることも増えてきます。
一人でいる時間が長いと落ち込みやすい人、周囲の人と集団で物事を行うことが好きな人にとっては、博士課程は辛い時があります。
マイペース
人のペースに乱されない事はとても大事です。特に生物系の研究だと1年に1本のペースで論文を出せば、とても早い方だと言われています。長期戦になる場合も多く、自分のペースでコツコツと結果を積み上げる能力は大切になってきます。
働く義務感が強すぎない人
博士課程を出るときには、27、28才くらいにはなっています。小、中、高の同級生が既に働いている場合、働く義務感が強いと”自分は何をやっているのだろうか?”などと思ってしまう場合があります。
”働かなければいけない”という思いが強い人にとって、博士課程は精神的に辛くなるかもしれません。