pythonってすごいね

RNAseqを用いた遺伝子発現量解析、機械学習を用いた回帰、分類などの解析を中心に記事を書いていきたいです!

Python学んで人生変わった(バイオ系博士)

大学院に入るまでの私の能力

  1. 大学時代まで体育学部(脳みそ筋肉じゃないと信じたい笑)
  2. プログラミング言語なんて聞いたこともなかった
  3. パソコン苦手のバリバリの文系

今回の内容

私は、学部生の頃はスポーツ科学を学んでおり、大学院から専攻を基礎生物学に変えました。パソコン苦手の文系の私が、pythonを学び、就職活動を終えるまでをまとめてみました。

始まりの日

「じゃあ、プログラミングを使って解析していこうか」

プログラミング書けるって良さげじゃねという軽い気持ちで始めた最初の日。本当に、プログラミング言語って何というところから始まりました(笑)読めない、書けない、わからない。ですが、研究を進めるためには、生物系の解析でよく使われるPythonプログラミング言語)を習得しなければなりません。当時の私はモチベーションだけはありました。。。

[chat face="icons8-python-480.png" name="pyてょん" align="right" border="blue" bg="none"] 何事も最初の内はやる気が出るよね [/chat]

待ち受ける困難

さっぱりわからない。本当にわからない。print構文しかわからない (笑)

Pythonは比較的、簡単と言われるのに全然できない(汗)

最高潮にあったモチベーションは徐々に落ちはじめました。。。

ですが、プログラミングが書けなければ研究ができません。なので、まずscriptを読む練習から始めました (まるで、英文読解)。

[chat face="daruma_.png" name="python大好き" align="left" border="red" bg="none"] 特に独学だと、簡単なミスに気付かなかったり、倍以上勉強する時間がかかっちゃうよね。。。[/chat]

思わぬ幸運

エラーばかり出て発狂しそうになったこともありましたが、ネット上にあるスクリプトを使って読む練習をしていくと、なぜか少しずつ書けるようにもなってきました(笑)

そして、Pythonを学んで、知らず知らずのうちに得たこととは、

そう、就活の幅が広がる

そして、バイオ系の企業にも入りやすくなる

これは、とても大きかったです。特にバイオ系の研究していると就職が難しいと言う話をよく聞きますが、プログラミングができるだけで、かなり違います。最近ですと、バイオ系の企業もプログラミングを書ける人材を募集していますし、システムエンジニア(SE)など情報系の職にも応募できるようになります

[chat face="icons8-python-480.png" name="pyてょん" align="right" border="blue" bg="none"] IT系の分野は人材の入れ替わりが早いから、募集も多いよね! [/chat]

そして、もう一つ

日常の雑務を一瞬で終わらせられる

これは、研究の効率がとても高まりました。手作業だと数時間かかる作業がPythonを使うことで数分で終わらせることができます。

新たなる旅立ち

修士、博士の5年間で生物の研究を行い、もう社会人では生物系の研究はせず、一般職を選ぼうと思っていました。

人間万事塞翁が馬

そんな私が、製薬企業の研究職に着き、今後も生物系のバイオインフォマティクス解析を行うことになりました(笑)

[chat face="daruma_.png" name="python大好き" align="left" border="red" bg="none"] いやー、本当、未来ってわからないよね[/chat]

Pythonという言語を学んで、研究、就職活動など、とても有意義な結果を得ることができました。バイオ系の方には特にPythonを習得することを強く勧めます!